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アダマイトの特徴
アダマイト(アダム鉱)がどんな鉱物なのか、まずは基本的な特徴をグラフで見てみましょう。
アダマイト
透明度:★★★★☆
光沢度:★★★☆☆
希少性:★★★☆☆
蛍光 :★★★★★
硬さ :★★☆☆☆
重さ :★★★☆☆
基本的な特徴
アダマイトは、透明から半透明くらいのものが多く、キラキラとしたガラスのような光沢を持っています。ものすごく珍しいというわけではないですが、質の良い結晶はなかなか見つからないかもしれませんね。
そして、アダマイトの最大の特徴とも言えるのが蛍光です。
紫外線を当てると、多くの場合、鮮やかな緑色に光るんですよ。硬さはモース硬度で3.5と、鉱物としては少し柔らかめなので、ぶつけたりしないように気をつけてあげてください。重さは、成分に亜鉛やヒ素を含んでいるため、見た目より少し重たく感じるかもしれません。
色
アダマイトの色はとてもバリエーション豊かです。基本的には無色や黄色、黄緑色が多いんですが、含まれる成分によって色が変わるのが面白いところです。
例えば、銅が入ると鮮やかな緑色になってキュープロアダマイトと呼ばれたり、コバルトが入るとピンク色や紫色になってコバルトアダマイトと呼ばれたりします。この色の違いもコレクションの楽しみの一つですね。
産地
アダマイトは世界各地で見つかりますが、特に有名なのはメキシコのマピミ鉱山です。ここで産出するアダマイトは、大きくて質の良い結晶が多く、鮮やかな黄色やライムグリーンのものがよく知られています。他には、ギリシャのラブリオン、チリ、アメリカのユタ州、ナミビアなどでも産出しますよ。
その他の情報

歴史や名前の由来
アダマイトという名前は、この鉱物を最初に報告したフランスの鉱物学者、ジルベール・ジョセフ・アダン氏にちなんで名付けられました。和名ではアダム鉱と呼ばれています。
パワーストーンとして
アダマイトは、持ち主の気持ちを明るくし、喜びや情熱を引き出す力があると信じられているようです。また、困難な状況を乗り越えるためのサポートや、創造性を高める手助けをしてくれるとも言われていますね。
主な用途
アダマイトは、その美しい結晶の形や色の多様性、そして蛍光する性質から、主に鉱物標本としてコレクターに人気があります。工業的な用途で使われることはほとんどありません。
その他
アダマイトの特に面白い点は、やはり紫外線による蛍光ですね。ブラックライトなど、短波長の紫外線を当てると、まるでネオンのように明るい緑色に光ることが多いです。コレクションに一つあると、暗い場所で光らせて楽しむこともできますよ。
また、結晶の形も特徴的で、小さな結晶がたくさん集まって扇のような形や、ボールのような丸い形になることがよくあります。母岩の上に、まるで花が咲いたように結晶がついている様子は、とても魅力的だと思います。
おわりに
今回はアダマイトについて解説しました。
鮮やかな黄色や緑色、銅やコバルトによる色の変化、そして紫外線で強く蛍光する性質は、アダマイトの大きな魅力と言えるでしょう。個性的な結晶の形も面白いですね。
この解説が、アダマイトや他の鉱物が好きになるきっかけになれば嬉しいです。
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