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アストロフィライトの特徴
アストロフィライト(星葉石)がどんな鉱物なのか、まずは基本的な特徴をグラフで見てみましょう。
アストロフィライト
透明度:★★☆☆☆
光沢度:★★★★☆
希少性:★★★★☆
蛍光 :★☆☆☆☆
硬さ :★★☆☆☆
重さ :★★★☆☆
基本的な特徴
アストロフィライトは、ケイ酸塩鉱物というグループの一員です。この石の一番わかりやすい特徴は、細長い針や板みたいな結晶が、ある一点から放射状に広がって集まっていることなんです。
まるで夜空に輝く星や、植物の葉っぱが集まったような、とても印象的な見た目をしています。この独特の形が、アストロフィライトという名前の由来にもなっているんですね。
それから、特定の方向にパカッと割れやすい性質も持っています。
色
色は、キラキラした金色やブロンズ色、あるいは落ち着いた褐色をしていることが多いです。光が当たると、金属っぽい独特の光沢を見せるのが魅力的でしょうか。黒っぽい母岩の中に金色の結晶が散らばっている様子は、なかなか目を引きます。
まれにですが、緑がかった色合いのアストロフィライトが見つかることもあるんですよ。
産地
アストロフィライトは、アルカリ成分を多く含んだ火成岩、特に閃長岩やペグマタイトといった岩石の中から見つかる鉱物です。
そのため、有名な産地としてはロシアのコラ半島やノルウェー、アメリカのコロラド州、カナダなどが挙げられます。日本でも、ごく稀にですが産出の報告があるみたいですね。
その他の情報

歴史や名前の由来
アストロフィライトの名前は、ギリシャ語がルーツになっています。「星」を意味する「astron」と、「葉」を意味する「phyllon」、この二つの言葉が組み合わさってできました。
これは、先ほどお話しした放射状に広がる結晶の形が、まるで星や葉のように見えることから付けられた名前なんです。
ちなみに、和名では星葉石(せいようせき)と呼ばれていて、こちらも見た目の特徴をよく表している名前だと思います。
パワーストーンとして
パワーストーンの世界では、アストロフィライトは自分自身を深く理解したり、まだ気づいていない才能や可能性を引き出したりする手助けをしてくれる石、なんて言われているようです。
人生の転機や、何か新しいことに挑戦したい時に、変化を後押ししてくれるお守りとしても人気があるみたいですね。
主な用途
この鉱物の主な用途は、やはり鉱物標本としてのコレクションが中心になります。あの特徴的な星のような結晶は、標本として飾っておくとすごく見栄えがしますからね。
モース硬度が3から3.5と少し低めで、特定の方向に割れやすい性質もあるため、アクセサリーとして加工されることは少ないんです。でも、丁寧にカボションカットされたものが、ペンダントトップなどに使われていることもあります。
その他
アストロフィライトは、よく白い長石や、霞石とも呼ばれるネフェリン、黒っぽいエジリンといった他の鉱物と一緒に産出することが多いんです。
特に、白い母岩の中に金色の星が散りばめられたように見える標本や、黒い鉱物とのコントラストがはっきりした標本は、とても美しいとされています。
どんな鉱物と一緒に見つかるか、という点も鉱物の面白さの一つなんですよね。
おわりに
今回はアストロフィライトについて解説しました。
金色やブロンズ色の結晶が星や葉のように放射状に広がる、とても印象的な見た目が特徴でしたね。和名の星葉石も、その姿をよく表していると思います。
この解説が、アストロフィライトや他の鉱物が好きになるきっかけになれば嬉しいです。
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