※当ブログの画像は全て生成AIで作成しています
オージェライトの特徴
オージェライト(アウゲ石)がどんな鉱物なのか、まずは基本的な特徴をグラフで見てみましょう。
オージェライト
透明度:★★★★☆
光沢度:★★★☆☆
希少性:★★★★☆
蛍光 :★☆☆☆☆
硬さ :★★★☆☆
重さ :★★☆☆☆
基本的な特徴
オージェライトは、アルミニウムを主成分とするリン酸塩鉱物の一つです。結晶は板のような形や、短い柱のような形で見つかることが多いんですよね。
特定方向に割れやすい性質、劈開がはっきりしているのも、この鉱物の特徴と言えるでしょう。
色
オージェライトの色は、無色や白色が基本です。
でも、時には淡い緑色や黄色っぽいもの、青みがかった色合いを持つものも見つかるんですよ。まれにピンク色を帯びることもあって、なかなか多彩な表情を見せてくれますが、
鉱物収集家に馴染みがあるのは、ライムグリーンを少し濃くしたような、淡い色だけど緑と分かる結晶でしょう。
産地
最初にオージェライトが見つかったのはスウェーデンなんですが、その後はアメリカ合衆国やボリビア、ペルー、カナダなど、世界各地で産出が報告されています。
特に、南米のボリビアやペルーからは、質の良い美しい結晶が産出されることで知られているんですよ。
その他の情報

歴史や名前の由来
オージェライトが初めて発見されたのは1868年のことでした。スウェーデンのヴェスタノー鉱山での出来事だったんです。
この鉱物の名前は、ギリシャ語で「輝き」を意味する「auge」という言葉から付けられました。これは、割れた面が見せるキラキラとした光沢に由来すると言われています。
ちなみに、和名はアウゲ石といいます。
パワーストーンとして
オージェライトは、パワーストーンとしてはあまり広く知られているわけではないかもしれません。もし意味合いを探すなら、その透明感や輝きから、持ち主の洞察力を高めたり、心をクリアにしてくれる、なんて言われるのではないでしょうか。
ただ、これは一般的な情報というよりは、そういった側面を期待する声がある、という程度に考えてもらうと良いでしょう。
主な用途
美しい結晶や、特徴的な形をしたものは、鉱物コレクターさんの間で標本として人気がありますね。
ごくまれに宝石としてカットされることもありますが、硬さがそれほど高くない上に割れやすい性質があるので、アクセサリーなどにする場合は取り扱いに少し注意が必要なんです。
工業的な目的で使われることは、今のところほとんどないみたいです。
その他
オージェライトは、他のリン酸塩鉱物と一緒に見つかることが多いんですよね。例えば、ラズライトなどと仲良く共生していることがあります。
また、この鉱物は完全な劈開を持っているので、特定の方向にスパッと割れやすい性質は、他の似たような鉱物と見分けるときのちょっとしたヒントになるかもしれません。
おわりに
今回はオージェライトについて解説しました。
オージェライトは、その名前が示す通りの美しい輝きと、無色透明から淡い色合いまで様々な表情を見せてくれる点がとても魅力的な鉱物なんですよね。
この解説が、オージェライトや他の鉱物が好きになるきっかけになれば嬉しいです。
他にも色々な鉱物が検索できます
このサイトには、世界中のあらゆる鉱物を掲載しています。
トップページにある検索窓ではサイト内の全てのテキストを参照して検索できるほか、メニューにあるカテゴリからは色別で鉱物を探せますので、是非お好きな鉱物を探してみてください!
もし、まだ載っていないものを見つけて「これもいいですよ!」という鉱物があったら、教えていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです!!

思い入れを聞かせてください!
いつも最後までご覧いただき、本当にありがとうございます。もし、このページの鉱物に思い入れがあったら、ぜひ聞かせてください!
石これは、鉱物が好きな仲間内で運営しているサイトなので、あなたの感想やちょっとしたコメントが更新の支えになります。思い入れでなくとも、何か一言いただけるととても嬉しいです。
この投稿はどうでしたか?
この投稿が面白いと思ったら、ぜひ鉱物が好きな友人・知人にシェアしてください!
動画やブログ等で引用いただく際は無断でokですが、そのときは出典元として以下の名前とリンクの掲載をお願いします。ただし、無断転載や無断の改変は固くお断りします。
石これ|見て楽しむ鉱物図鑑
https://minerals.jp/
今後ともよろしくお願いします。
コメント ※スパム対策で承認制です