カレドナイト(カレドニア石)Caledoniteの色や特徴、価格や産地について解説|鮮やかな青色だけど実はとても脆い希少な鉱物

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※当ブログの画像は全て生成AIで作成しています

目次

カレドナイトの特徴

カレドナイト(カレドニア石)がどんな鉱物なのか、まずは基本的な特徴をグラフで見てみましょう。

3/4/5/1/1/4 透明度 光沢度 希少性 蛍光 硬度 重さ 5 4 3 2 1

カレドナイト

透明度:★★★☆☆
光沢度:★★★★☆
希少性:★★★★★
蛍光 :★☆☆☆☆
硬さ :★☆☆☆☆
重さ :★★★★☆

基本的な特徴

カレドナイトは、銅と鉛を含む鉱床で生まれる二次鉱物です。鉛を含んでいるため、見た目の小ささに反してずっしりと重いのが特徴なんですね。

結晶はとても小さく、針のような形や柱のような形をしたものが集まって産出することが多いです。

モース硬度が2.5から3と非常に柔らかく、爪で傷がつくこともあるくらい脆い鉱物なので、取り扱いには少し注意が必要になります。

カレドナイトの一番の魅力は、深く鮮やかな青色から青緑色の美しい色合いです。この色は銅に由来していて、同じく銅を含むアズライトという鉱物と間違われることもあるくらいなんですよね。

ただ、カレドナイトの方が少し緑がかった、独特の青色をしていることが多いようです。その美しい色は多くの鉱物コレクターを魅了しています。

産地

カレドナイトは、最初に発見されたスコットランドが有名な産地です。そのほかにもアメリカのアリゾナ州やカリフォルニア州、チリ、ナミビアなど世界各地で産出が報告されています。

実は日本でも、岡山県の備中町布賀という場所で擬開銅鉱(ぎかいどうこう)として見つかっているんですよ。ただし、どの産地でも宝石品質になるような大きく美しい結晶はとても希少です。

その他の情報

Stone Caledonite02

歴史や名前の由来

カレドナイトという名前は、1820年にこの鉱物が発見された場所に由来します。発見地であるスコットランド地方の古い呼び名がカレドニアだったことから、その名が付けられました。

歴史的には比較的新しい鉱物ですが、その美しさから発見当初より注目されていたんですね。

パワーストーンとして

カレドナイトは、まだパワーストーンとしてはあまり知られていない鉱物です。しかし、その美しい青色から、冷静さや落ち着きをもたらしたり、直感力を高めたりする力があると考えられています。

また、円滑なコミュニケーションをサポートしてくれるお守りとしても良いかもしれませんね。

主な用途

カレドナイトの主な用途は、鉱物標本としてのコレクションです。

先ほどもお話ししたように、とても柔らかくて脆い性質を持っており、傷がつきやすく割れやすいので、指輪やネックレスといったアクセサリーに加工されることはほとんどありません。

その他

カレドナイトは、取り扱いに少し注意が必要な鉱物です。鉛を含んでいるため、この鉱物を触った後は必ず手を洗うようにしてください。粉末を吸い込んでしまうのは体に良くないので、その点も気をつける必要がありますね。

また、水分にもあまり強くないので、湿気の多い場所での保管は避けた方が良いでしょう。

おわりに

今回はカレドナイトについて解説しました。

カレドナイトは、吸い込まれそうな深い青色が魅力的な鉱物ですね。その美しさとは裏腹に、とても柔らかく脆いという繊細さも持っています。このギャップが、コレクター心をくすぐるのかもしれません。

この解説が、カレドナイトや他の鉱物が好きになるきっかけになれば嬉しいです。

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