コンドロダイト(コンドロ石)Chondroditeの色や特徴、価格や産地について解説|温かみのあるオレンジ色が魅力的な希少石

Stone Chondrodite01
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目次

コンドロダイトの特徴

コンドロダイト(コンドロ石)がどんな鉱物なのか、まずは基本的な特徴をグラフで見てみましょう。

4/3/4/2/4/2 透明度 光沢度 希少性 蛍光 硬度 重さ 5 4 3 2 1

コンドロダイト

透明度:★★★★☆
光沢度:★★★☆☆
希少性:★★★★☆
蛍光 :★★☆☆☆
硬さ :★★★★☆
重さ :★★☆☆☆

基本的な特徴

コンドロダイトは、ヒューム石という鉱物グループに属するケイ酸塩鉱物です。宝石として使われる美しいものはとても珍しく、コレクターの間で特に人気があるんですね。

別名、粒状カンラン石とも言いまして、その名前の通り、小さな粒状の結晶が集まった形で見つかることがよくあります。

コンドロダイトの色は、オレンジ色や蜂蜜のような温かみのある黄色。そのほかにも、赤みがかった褐色や茶色など、暖色系の色合いが見られますね。

このような美しい色は、鉱物に含まれる鉄やマンガンの量によって決まるんですよ。透明感のある鮮やかなオレンジ色のものは、特に価値が高いとされています。

産地

コンドロダイトの主な産地は、ミャンマーやタジキスタン、アメリカなどです。特に、ミャンマーのモゴック地方やタジキスタンのパミール高原から産出するものは、宝石として使えるほど質が高いことで知られています。

世界各地で見つかる鉱物ではありますが、美しい結晶が採れる場所はかなり限られているんですね。

その他の情報

Stone Chondrodite02

歴史や名前の由来

この鉱物が正式に発見されたのは、1817年のイタリアでのことです。名前は、ギリシャ語で「粒」を意味する「chondros」という言葉から付けられました。

これは、コンドロダイトがよく粒状の結晶の集まりとして産出する、その見た目の特徴に由来しているんです。まさに、見たまんまの名前が付けられたというわけですね。

パワーストーンとして

パワーストーンとしてのコンドロダイトは、持ち主に希望や喜びをもたらす石とされています。創造性を高めたり、周りの人たちとの関係を円滑にしてくれたりする効果が期待されているんですね。

また、気持ちを前向きにして自己肯定感を高める手助けをしてくれるとも言われています。

主な用途

コンドロダイトの主な用途は、やはり希少な宝石としてのコレクションです。硬度は6から6.5と、アクセサリーにできないほどではありませんが、特定の方向に割れやすい性質を持っています。

そのため、指輪などよりも、衝撃の少ないペンダントやイヤリングなどに加工されることが多いですね。

その他

コンドロダイトには、クリノヒューマイトという、見た目も性質もそっくりな鉱物があります。どちらも同じヒューム石の仲間で、専門家でなければ見分けるのがとても難しいんですね。

そのため、市場では間違って流通することもあるほど、よく似た関係性の鉱物なんです。

おわりに

今回はコンドロダイトについて解説しました。

蜂蜜のような温かいオレンジ色が美しいコンドロダイトは、宝石品質のものがとても珍しい希少石だということが伝わりましたでしょうか。粒状で発見されることが多いという特徴や、そっくりな鉱物が存在するというのも面白い点でしたね。

この解説が、コンドロダイトや他の鉱物が好きになるきっかけになれば嬉しいです。

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