グラファイト(石墨)Graphiteの色や特徴、価格や産地について解説|鉛筆の芯でおなじみの鉱物

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※当ブログの画像は全て生成AIで作成しています

目次

グラファイトの特徴

グラファイト(石墨)がどんな鉱物なのか、まずは基本的な特徴をグラフで見てみましょう。

1/2/2/1/1/2 透明度 光沢度 希少性 蛍光 硬度 重さ 5 4 3 2 1

グラファイト

透明度:★☆☆☆☆
光沢度:★★☆☆☆
希少性:★★☆☆☆
蛍光 :★☆☆☆☆
硬さ :★☆☆☆☆
重さ :★★☆☆☆

基本的な特徴

グラファイトは、炭素という元素だけでできている鉱物です。

実は、きらびやかなダイヤモンドと同じ成分から成り立っているんですよ。でも、原子の並び方が違うために、見た目も性質もまったく異なる物質になっていますね。

日本語では石墨(せきぼく)や黒鉛(こくえん)と呼ばれることもあります。

グラファイトの色は、主に黒色や濃い鋼灰色をしています。

手に取って紙などにこすりつけると、黒い線が描けるのが特徴的ですが、これは条痕色といって鉱物を見分ける手がかりの一つになるのですが、グラファイトの条痕色を利用したのが、日本人なら誰もが使ったことのある鉛筆だったりします。

要するに、グラファイトは鉛筆の芯なんですね。

産地

グラファイトは、世界中のさまざまな場所で産出される鉱物です。特に中国やインド、ブラジル、カナダ、そしてスリランカなどが主要な産地として知られていますね。

変成岩や堆積岩の中に見つかることが多いため、日本でもかつて採掘されていた記録があるんですよ。

その他の情報

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歴史や名前の由来

グラファイトの名前の由来は、ギリシャ語で「書く」という意味の「graphein」という言葉から来ています。

これは、昔から文字を書いたり絵を描いたりするために使われてきた性質にちなんでいるんですが、私たちに馴染み深い鉛筆の芯として広く使われるようになったのは、16世紀頃からだと言われています。

パワーストーンとして

グラファイトは、パワーストーンとしても知られている鉱物です。知性や洞察力を高め、物事の本質を見抜く力を与えてくれると信じられていますね。

また、目標達成に向けて努力する人をサポートし、精神的な落ち着きをもたらす効果もあると言われているんですよ。

主な用途

グラファイトの最も身近な用途は、やはり鉛筆の芯です。そのほかにも、電気をよく通す性質を利用して乾電池の電極に使われたり、熱に強いことから耐火材としても活躍していますね。

また、機械の部品がスムーズに動くようにするための潤滑剤としても重要な役割を果たしているんです。最近では、スマートフォンなどのバッテリーにも欠かせない素材になっています。

その他

グラファイトは、触ると手に黒い粉がつきやすい鉱物です。これは、結晶が薄い層状になっていて、
その層が簡単にはがれやすいためなんですね。この性質が、鉛筆として書ける理由でもあるんですよ。

また、グラファイトから作られるグラフェンという新しい素材は、非常に薄くて強く、電気もよく通すため、未来の技術への応用が期待されています。

おわりに

今回はグラファイトについて解説しました。

グラファイトが、私たちの身近な鉛筆の芯から最新技術の素材まで、幅広く活躍している鉱物だと
お分かりいただけたでしょうか。ダイヤモンドと同じ炭素からできているのに、まったく違う姿と性質を持つのは本当に興味深いですよね。

この解説が、グラファイトや他の鉱物が好きになるきっかけになれば嬉しいです。

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