グロッシュラー(灰礬柘榴石)Grossularの色や特徴、価格や産地について解説|多彩な色合いを持つガーネットの仲間

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※当ブログの画像は全て生成AIで作成しています

目次

グロッシュラーの特徴

グロッシュラー(灰礬柘榴石)がどんな鉱物なのか、まずは基本的な特徴をグラフで見てみましょう。

4/4/3/2/4/3 透明度 光沢度 希少性 蛍光 硬度 重さ 5 4 3 2 1

グロッシュラー

透明度:★★★★☆
光沢度:★★★★☆
希少性:★★★☆☆
蛍光 :★★☆☆☆
硬さ :★★★★☆
重さ :★★★☆☆

基本的な特徴

この鉱物はカルシウムとアルミニウムを主な成分としていて、キラキラとしたガラスのような光沢が魅力なんですよね。

モース硬度という傷つきにくさを示す数値は6.5から7.5くらいで、これはナイフで傷をつけるのが難しいくらいの硬さのため、アクセサリーとしても比較的扱いやすい丈夫さなんですよ。

和名では灰礬柘榴石(かいばんざくろいし)と呼ばれていて、なんだかその硬さのように強そうな名前に思えます。

グロッシュラーの色は本当にバラエティ豊かです。無色透明なものから、緑色、オレンジ色、ピンク、赤色、褐色、黄色まで、実にたくさんの色合いが見つかるんですね。

グロッシュラーの中でも特に有名なのは、鮮やかな緑色のツァボライトという種類です。また、温かみのあるオレンジ色から赤褐色をしたヘソナイトも人気が高いんですよ。

このように色のバリエーションが豊富なので、コレクションするのも楽しい鉱物といえるでしょう。

産地

グロッシュラーはいろいろな国で見つかる鉱物です。カナダやアメリカ、メキシコといった北米大陸の国々や、タンザニア、ケニアといったアフリカの国々が主な産地として知られていますね。

他にもスリランカやパキスタン、ロシア、イタリアなど、世界各地で産出するんですよ。産地によって少しずつ特徴が違うこともあるので、奥が深いんです。

その他の情報

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歴史や名前の由来

グロッシュラーの名前の由来は、ちょっと面白いんです。

ラテン語でセイヨウスグリの実を指す言葉があるんですが、最初に発見されたグロッシュラーが、このセイヨウスグリの実に似た淡い緑色をしていたことから、この名前が採用されたそうですよ。

これは1808年にドイツの鉱物学者アブラハム・ゴットロープ・ウェルナーさんによって名付けられた、歴史のある鉱物なんです。

パワーストーンとして

グロッシュラーはパワーストーンとしても人気がある石です。持ち主にポジティブなエネルギーを与えて、生命力を高めてくれると言われています。

また、愛情を育んだり、創造力を刺激したりする効果も期待されているんですよ。精神的な成長をサポートし、目標に向かって頑張る人の背中を押してくれる、心強いお守りのような存在なんです。

主な用途

グロッシュラーの主な使い道は、やっぱり美しい宝石としての利用です。

特に透明度が高くて色が綺麗なものは、指輪やネックレスなどのジュエリーに加工されることが多いです。中でもツァボライトやヘソナイトは、その美しさから特に人気が高いんですよ。

また、硬度が高いことを活かして、工業用の研磨材として使われることもあるんです。もちろん、鉱物標本としてもコレクターに愛されています。

その他

グロッシュラーは、ガーネットグループの中でも特に色のバリエーションが豊かなことで知られています。

同じグロッシュラーという名前でも、鉄分やマンガン、クロムといった他の元素が少しだけ混じることでこんなにも多彩な色が生まれるのを見ると、たった1つの石から自然の素晴らしさを感じることができますね。

おわりに

今回はグロッシュラーについて解説しました。

グロッシュラーは、セイヨウスグリの実に似た色合いから名付けられた、色のバリエーションがとても豊かなガーネットの仲間でしたね。緑やオレンジ、ピンクなど、魅力的な種類もたくさんあるのが特徴なんですよ。

この解説が、グロッシュラーや他の鉱物が好きになるきっかけになれば嬉しいです。

他にも色々な鉱物が検索できます

このサイトでは、世界中のあらゆる綺麗な石について調べることができます。

トップページにある検索窓ではサイト内の全てのテキストを参照して検索できるほか、メニューからは色で探すことができますので、是非お好きな鉱物を探してみてください!

現状、まだこの世の全ての石は網羅できていないと思うので、もしまだ載っていないものを見つけて「これも綺麗ですよ!」という鉱物があったら、教えていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです!!

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