ユラフスキー石(Jouravskite)の色や特徴、産地や価格・相場が分かる|鮮やかなレモンイエローが美しい超希少鉱物

Stone Jouravskite01
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※当ブログの画像は全て生成AIで作成しています

目次

ユラフスキー石の特徴

ユラフスキー石がどんな鉱物なのか、まずは基本的な特徴をグラフで見てみましょう。

3/3/5/1/2/2 透明度 光沢度 希少性 蛍光 硬度 重さ 5 4 3 2 1

ユラフスキー石

透明度:★★★☆☆
光沢度:★★★☆☆
希少性:★★★★★
蛍光 :★☆☆☆☆
硬さ :★★☆☆☆
重さ :★★☆☆☆

基本的な特徴

ユラフスキー石は、カルシウム、マンガン、硫黄、炭素を含むという、非常に複雑な組成を持つ鉱物です。

鮮やかなレモンイエローの、小さな六角柱状の結晶をつくるのが特徴になっています。産出が極めて稀で、世界でも数えるほどの場所でしか見つかっていません。

名前について、英語ではJouravskiteですが和名は特にないようで、日本での呼び名はユラフスキー石、ジュラフスカイト、ジュラウフスカイトなどがあるようですが、検索だとユラフスキー石でしかヒットしないため、ここではユラフスキー石としています。

全然出てこないあたり、本当にレアな鉱物のようです。

ユラフスキー石の色は、とても鮮やかな黄色やレモンイエローです。ガラス光沢、もしくは絹のような光沢を持っていて、繊細な輝きを見せます。

産地

主な産地は、南アフリカのカラハリ・マンガン地帯にある、N'Chwaning鉱山やウェッセルズ鉱山が有名です。

これらの鉱山は、ロードクロサイトやエトリング石など、多種多様な希少鉱物が産出することでも知られているんですよ。

その他の情報

Stone Jouravskite02

歴史や名前の由来

ユラフスキー石は、1965年にモロッコで最初に発見されました。

名前は、ロシアの著名な地質学者であり、鉱床の専門家であったI. A. Zhuravsky氏の功績を称えて名付けられたものなんですね。比較的新しい鉱物の一つです。

パワーストーンとして

ユラフスキー石は、その希少性の高さから、パワーストーンとして一般的に流通することはありません。

しかし、その鮮やかな黄色から、持ち主の心を明るくし、ポジティブなエネルギーと思考力をもたらす力があると信じられています。

主な用途

ユラフスキー石の主な用途は、鉱物標本としてのコレクションです。結晶が小さく、硬度も低くて脆いため、宝飾品への加工には全く向いていません。

世界中の熱心な鉱物コレクターが探し求める、まさに「珍品」と言える鉱物なんですよ。

その他

ユラフスキー石は、エトリング石という鉱物グループに属しています。

このグループの鉱物は、セメントが固まる過程で生成されることでも知られていて、ユラフスキー石のような美しい結晶が自然界に存在するのは、とても興味深いことですよね。

おわりに

今回はユラフスキー石について解説しました。

鮮やかなレモンイエローの色合いと、世界でも有数の鉱物産地からしか見つからないという希少性が、最大の魅力でしたね。複雑で珍しい化学組成も、鉱物ファンにとってはたまらないポイントです。

この解説が、ユラフスキー石や他の鉱物が好きになるきっかけになれば嬉しいです。

他にも色々な鉱物が検索できます

このサイトでは、世界中のあらゆる綺麗な石について調べることができます。

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現状、まだこの世の全ての石は網羅できていないと思うので、もしまだ載っていないものを見つけて「これも綺麗ですよ!」という鉱物があったら、教えていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです!!

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