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光に当てると緑色が見えますが、パっと見は黒いのでカテゴリーも黒に分類しています。
エジリンの特徴
エジリン(錐輝石)がどんな鉱物なのか、まずは基本的な特徴をグラフで見てみましょう。
エジリン
透明度:★★☆☆☆
光沢度:★★★☆☆
希少性:★★★☆☆
蛍光 :★☆☆☆☆
硬さ :★★★☆☆
重さ :★★★☆☆
基本的な特徴
エジリンは、輝石グループという鉱物の仲間で、ナトリウムと鉄を含んでいるケイ酸塩鉱物です。細長い柱のような形や、針がたくさん集まったような形で見つかることが多いですね。結晶の先が尖っていることも特徴で、これが和名の錐輝石の由来にもなっています。
色
色は、濃い緑色からほとんど黒に近い緑色、あるいは黒色が一般的です。たまに、赤みがかった茶色のものも見られます。表面はガラスのような光沢を持っていることが多いですよ。
産地
エジリンは、アルカリ性の火成岩、特にセン長岩と呼ばれる種類の岩石の中によく見られます。世界中で産出していて、ノルウェー、グリーンランド、ロシア、カナダ、アメリカ、ケニアなどが有名な産地として知られています。日本でも、数は少ないですが見つかる場所があります。
その他の情報

歴史や名前の由来
エジリンという名前は、1835年に最初の発見地であるノルウェーにちなんで、北欧神話に出てくる海の神様「エーギル」から名付けられました。なんだか、強そうな名前ですよね。
パワーストーンとして
パワーストーンとしては、持ち主の自信を高めたり、ネガティブなエネルギーをはねのける力があると信じられているようです。目標に向かって、まっすぐ進むためのサポートをしてくれる、とも言われていますね。
主な用途
エジリンの主な用途は、鉱物コレクター向けの標本ですね。その独特な結晶の形や、他の鉱物と一緒に岩石の中に入っている様子が楽しまれています。宝石としてカットされることもありますが、色が濃いことや、特定の方向に割れやすい性質があるため、あまり一般的ではありません。
その他
エジリンは、単独で大きな結晶が見つかるというよりは、他の鉱物と一緒に岩石の中に含まれていることが多い鉱物です。特に、白い長石や、他の少し珍しい鉱物と一緒にいる姿は、標本としてとても見ごたえがありますよ。
おわりに
今回はエジリンについて解説しました。
濃い緑色や黒色で、柱のような尖った結晶が特徴的なエジリン。北欧神話の神様の名前がついているのも興味深い点ですね。
この解説が、エジリンや他の鉱物が好きになるきっかけになれば嬉しいです。
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