【石これ】エジリン(錐輝石)Aegirine|緑黒色で尖った針状の結晶が特徴

Stone Aegirine01
  • URLをコピーしました!

※当ブログの画像は全て生成AIで作成しています

光に当てると緑色が見えますが、パっと見は黒いのでカテゴリーも黒に分類しています。

エジリンの特徴

エジリン(錐輝石)がどんな鉱物なのか、まずは基本的な特徴をグラフで見てみましょう。

2/3/3/1/3/3 透明度 光沢度 希少性 蛍光 硬度 重さ 5 4 3 2 1

エジリン

透明度:★★☆☆☆
光沢度:★★★☆☆
希少性:★★★☆☆
蛍光 :★☆☆☆☆
硬さ :★★★☆☆
重さ :★★★☆☆

基本的な特徴

エジリンは、輝石グループという鉱物の仲間で、ナトリウムと鉄を含んでいるケイ酸塩鉱物です。細長い柱のような形や、針がたくさん集まったような形で見つかることが多いですね。結晶の先が尖っていることも特徴で、これが和名の錐輝石の由来にもなっています。

色は、濃い緑色からほとんど黒に近い緑色、あるいは黒色が一般的です。たまに、赤みがかった茶色のものも見られます。表面はガラスのような光沢を持っていることが多いですよ。

産地

エジリンは、アルカリ性の火成岩、特にセン長岩と呼ばれる種類の岩石の中によく見られます。世界中で産出していて、ノルウェー、グリーンランド、ロシア、カナダ、アメリカ、ケニアなどが有名な産地として知られています。日本でも、数は少ないですが見つかる場所があります。

その他の情報

Stone Aegirine02

歴史や名前の由来

エジリンという名前は、1835年に最初の発見地であるノルウェーにちなんで、北欧神話に出てくる海の神様「エーギル」から名付けられました。なんだか、強そうな名前ですよね。

パワーストーンとして

パワーストーンとしては、持ち主の自信を高めたり、ネガティブなエネルギーをはねのける力があると信じられているようです。目標に向かって、まっすぐ進むためのサポートをしてくれる、とも言われていますね。

主な用途

エジリンの主な用途は、鉱物コレクター向けの標本ですね。その独特な結晶の形や、他の鉱物と一緒に岩石の中に入っている様子が楽しまれています。宝石としてカットされることもありますが、色が濃いことや、特定の方向に割れやすい性質があるため、あまり一般的ではありません。

その他

エジリンは、単独で大きな結晶が見つかるというよりは、他の鉱物と一緒に岩石の中に含まれていることが多い鉱物です。特に、白い長石や、他の少し珍しい鉱物と一緒にいる姿は、標本としてとても見ごたえがありますよ。

おわりに

今回はエジリンについて解説しました。

濃い緑色や黒色で、柱のような尖った結晶が特徴的なエジリン。北欧神話の神様の名前がついているのも興味深い点ですね。

この解説が、エジリンや他の鉱物が好きになるきっかけになれば嬉しいです。

思い入れを聞かせてください!

いつも最後までご覧いただき、本当にありがとうございます。もし、このページの鉱物に思い入れがあったら、ぜひ聞かせてください!

石これは鉱物が好きな仲間内で運営しているサイトなので、あなたの感想やちょっとしたコメントが更新の支えになります。思い入れでなくとも、何か一言いただけるととても嬉しいです。

この投稿はどうでしたか?

この投稿が面白いと思ったら、ぜひシェアしてください!

動画やブログ等で引用いただく際は無断でokですが、そのときは出典元として以下の名前とリンクの掲載をお願いします。ただし、無断転載や無断の改変は固くお断りします。

石これ|見て楽しむ鉱物図鑑
https://minerals.jp/

今後ともよろしくお願いします。

鉱物が好きな子とシェア
  • URLをコピーしました!

コメント ※スパム対策で承認制です

コメントする