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アルマンディンの特徴
アルマンディン(鉄礬柘榴石)がどんな鉱物なのか、まずは基本的な特徴をグラフで見てみましょう。
アルマンディン
透明度:★★★☆☆
光沢度:★★★☆☆
希少性:★★☆☆☆
蛍光 :★☆☆☆☆
硬さ :★★★★☆
重さ :★★★★☆
基本的な特徴
アルマンディンは、ガーネットという鉱物グループの仲間で一番よく見かけるタイプかもしれません。和名は鉄礬柘榴石(てつばんざくろいし)と言って、名前の通り鉄とアルミニウムを含んでいるのが特徴です。
※アルミニウム=礬素(ばんそ)とも呼ばれます
結晶は、サイコロをちょっと複雑にしたような十二面体とか二十四面体で見つかることが多いです。硬さは結構しっかりしていて、ガラスを傷つけられるくらい。それに、見た目よりずっしり重いのもポイントです。
色
色は、ザクロの実のような深い赤色から、少し紫がかった赤、時には黒っぽく見える赤色まで、いろいろありますね。この赤色は、アルマンディンに含まれる鉄分によるものなんです。透明度が高いものは宝石としても人気がありますけど、半透明や不透明なものも多いんですよ。
産地
アルマンディンは世界中のいろいろな場所で見つかります。特に有名なのは、インド、スリランカ、ブラジル、アメリカ、マダガスカルあたりでしょうか。変成岩っていう岩石の中でできやすいので、そういう岩石がある地域なら、日本でも産出することがあるんですよ。
その他の情報

歴史や名前の由来
ガーネット自体は、古代エジプトやローマの時代から装飾品として使われてきた、とても歴史のある宝石です。アルマンディンという名前は、昔、小アジアにあったアラバンダっていう都市で、ガーネットの研磨や取引が盛んだったことに由来すると言われていますね。
パワーストーンとして
パワーストーンとしては、情熱や生命力を高めたり、努力を実らせて目標達成をサポートしたりする力がある、なんて言われることがあります。持ち主を守ってくれるお守りとしても人気があるみたいですね。
主な用途
一番の用途は、やっぱり宝飾品です。特に深い赤色のものは人気で、指輪やネックレスなんかに加工されます。
カボションカットっていう、丸くてつるんとした形に磨かれることが多いですけど、透明度が高いものはキラキラするようにカットされることもあります。あと、硬さを利用して、紙やすりみたいな研磨材としても使われているんですよ。
その他
アルマンディンの中には、光を当てると星みたいな十字や六条の光の筋が見える、スター効果っていう特別な効果を持つものがあります。これはスターガーネットと呼ばれていて、中に針状の別の鉱物が規則正しく入っていることで起こる現象なんです。なかなか神秘的ですよね。
おわりに
今回はアルマンディンについて解説しました。
ガーネットの中でも比較的手に入りやすく、深い赤色が魅力的な鉱物ですね。硬さを活かして研磨材にも使われたり、星のような光が見えるものもあったりして面白いですよ。
この解説が、アルマンディンや他の鉱物が好きになるきっかけになれば嬉しいです。
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