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アルベゾナイトの特徴
アルベゾナイト(アルベゾン閃石)がどんな鉱物なのか、まずは基本的な特徴をグラフで見てみましょう。
アルベゾナイト
透明度:★★☆☆☆
光沢度:★★★☆☆
希少性:★★★☆☆
蛍光 :★☆☆☆☆
硬さ :★★★☆☆
重さ :★★★☆☆
基本的な特徴
アルベゾナイトは、角閃石(かくせんせき)という鉱物のグループに属する一員です。ナトリウムという成分をたくさん含んでいるのが、この石の大きな特徴なんですよね。
結晶は柱のような形になることが多くて、特定の方向に割れやすい性質を持っています。硬さはガラスを引っ掻けるくらいか、それより少し硬いくらいでしょうか。
色
色は基本的に黒っぽいんですけど、光の当たり具合で濃い青緑色や、緑色がかった黒色に見えることもあります。光沢はガラスのような感じですが、金属っぽい独特の輝きを見せる場合もありますね。
産地
アルベゾナイトが採れる場所は世界でも限られていて、グリーンランドやカナダのモン・サン・ヒレール、ロシアのコラ半島などが主な産地として知られています。
残念ながら、日本ではほとんど見つからない、ちょっと珍しい鉱物なんです。
その他の情報

歴史や名前の由来
この鉱物の名前は、19世紀に活躍したスウェーデンの化学者、ヨハン・アウグスト・アルフェドソンさんの名前に由来しています。リチウムという元素を発見したことでも有名な人物です。
ちなみに、和名はアルベゾン閃石と言います。
パワーストーンとして
パワーストーンの世界では、アルベゾナイトは持ち主のひらめきや物事を見抜く力を高めてくれる、と考えられているようです。
目標達成やポジティブな変化をサポートしてくれる、なんて言われることもあるんですよね。こうした意味合いも、この石が持つ魅力の一つかもしれません。
主な用途
一番多いのは、やはり鉱物標本としてのコレクションですね。その独特の色合いや結晶の形は、鉱物ファンにとって興味深いものだと思います。
とても稀ですが、表面を丸く磨いてカボションカットという形にされ、アクセサリーなどに使われることもあるようです。
その他
アルベゾナイトの面白い性質として、見る角度によって色が微妙に違って見える「多色性」というものがあります。
また、細長い針のような結晶が集まって、まるで星が弾けたかのように放射状に広がっているものも見つかります。これはとても美しいんですよ。
ただ、見た目がよく似ているアストロフィライトという鉱物と間違われやすいので、標本を見るときは少し注意が必要かもしれませんね。
おわりに
今回はアルベゾナイトについて解説しました。
黒い見た目の中に青緑の輝きを隠し持っていて、見る角度で表情を変えるのが面白い鉱物でしたね。ちょっと珍しいところもコレクション欲をくすぐるかもしれません。
この解説が、アルベゾナイトや他の鉱物が好きになるきっかけになれば嬉しいです。
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