カバンサイト(カバンシ石)Cavansiteの色や特徴、価格や産地について解説|放射状に広がる青い結晶がとても美しい

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※当ブログの画像は全て生成AIで作成しています

目次

カバンサイトの特徴

カバンサイト(カバンシ石)がどんな鉱物なのか、まずは基本的な特徴をグラフで見てみましょう。

2/3/4/1/2/2 透明度 光沢度 希少性 蛍光 硬度 重さ 5 4 3 2 1

カバンサイト

透明度:★★☆☆☆
光沢度:★★★☆☆
希少性:★★★★☆
蛍光 :★☆☆☆☆
硬さ :★★☆☆☆
重さ :★★☆☆☆

基本的な特徴

カバンサイトは、針のような細い結晶が放射状に集まって、まるで小さなポンポンのような丸い形になるのが一番の特徴です。この見た目の可愛らしさから、コレクターの間でとても人気がある鉱物なんですよね。

ただ、硬さが低く、特定の方向に割れやすい性質も持っているので、とても繊細で壊れやすい鉱物でもあります。取り扱うときは優しく触れてあげてくださいね。

ちなみに和名はカバンシ石(かばんしいし)と言います。

この鉱物の色は、ハッとするような鮮やかな青色や、少し緑がかった青色が代表的です。この美しい色は、鉱物に含まれるバナジウムという元素が原因で生まれるんですよ。

白い母岩の上に乗ったカバンサイトの青色は、コントラストがとてもきれいで、自然が作り出した芸術品のようです。見ているだけで心が洗われるような気分になりますね。

産地

カバンサイトの最も有名で、質の良いものが産出する場所はインドのプネー地区です。玄武岩という岩石の中にできた空洞に、スチルバイトなどのゼオライトと呼ばれる鉱物グループの石と一緒に見つかることが多いんです。

白いスチルバイトの上に、青いカバンサイトがちょこんと乗っている標本は、特に人気が高くなっています。

その他の情報

Stone Cavansite02

歴史や名前の由来

この鉱物の名前は、含まれている主な成分の頭文字から付けられたものです。カルシウムのCa、バナジウムのVa、そしてケイ素のSiから「カバンサイト」という名前になりました。

鉱物としては比較的新しく、1967年にアメリカで最初に発見されたんですよ。その後の調査で、インドから美しい標本が見つかるようになり、広く知られるようになりました。

パワーストーンとして

カバンサイトは、持ち主の洞察力や直観力を高める力がある石として知られています。凝り固まった考え方をほぐして、新しい発想やひらめきを与えてくれると言われているんですね。

また、心の奥にある不安や悲しみを癒やし、前向きな気持ちで物事を表現する手助けをしてくれるとも信じられています。

主な用途

主な用途は、その美しい見た目を活かした鉱物標本としてのコレクションです。

先ほども説明したように、とても脆くて繊細な鉱物なので、アクセサリーなどの宝飾品に加工されることはほとんどありません。観賞用の標本として、大切に保管されるのが一般的ですね。

インテリアとしてお部屋に飾るのも素敵だと思います。

その他

カバンサイトには、ペンタゴナイトという、とてもよく似た鉱物が存在します。これらは化学成分は全く同じなのですが、結晶の構造が少しだけ違う同質異像という関係なんですよ。

見分けるのは難しいのですが、ペンタゴナイトは星形のような五角形の結晶を作ることがあるのが特徴です。カバンサイトとペンタゴナイトが一緒に産出することもあります。

おわりに

今回はカバンサイトについて解説しました。

ハッとするような鮮やかな青色と、まるでポンポンのような愛らしい形がとても魅力的な鉱物でしたね。その見た目とは裏腹に、実はとても繊細で壊れやすいという一面も、なんだか守ってあげたくなるような気持ちにさせられます。可愛いです。

この解説が、カバンサイトや他の鉱物が好きになるきっかけになれば嬉しいです。

他にも色々な鉱物が検索できます

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現状、まだこの世の全ての石は網羅できていないと思うので、もしまだ載っていないものを見つけて「これも綺麗ですよ!」という鉱物があったら、教えていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです!!

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