コバルトカルサイト(含コバルト方解石)Cobalto Calciteの色や特徴、価格や産地について解説|紫外線で蛍光する美しいピンク色の結晶

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※当ブログの画像は全て生成AIで作成しています

目次

コバルトカルサイトの特徴

コバルトカルサイト(含コバルト方解石)がどんな鉱物なのか、まずは基本的な特徴をグラフで見てみましょう。

2/3/4/4/2/2 透明度 光沢度 希少性 蛍光 硬度 重さ 5 4 3 2 1

コバルトカルサイト

透明度:★★☆☆☆
光沢度:★★★☆☆
希少性:★★★★☆
蛍光 :★★★★☆
硬さ :★★☆☆☆
重さ :★★☆☆☆

基本的な特徴

コバルトカルサイトは、カルサイトという鉱物の仲間です。

和名をコバルト方解石といい、主成分のカルシウムの一部がコバルトに置き換わることで、この美しいピンク色になるんですね。

モース硬度は3と非常に柔らかく、特定の方向に割れやすい性質も持っているため、取り扱いには少し注意が必要な鉱物なんですよ。

コバルトカルサイトの最大の特徴は、この鮮やかなピンク色です。まるで砂糖菓子のような愛らしい色合いは、鉱物に含まれるコバルトの量によって決まります。

コバルトが多いほど濃いマゼンタ色になり、少ないと淡いピンク色になるんですね。母岩の上で細かい結晶がキラキラと輝く、ドゥルージー状で産出することも多いんですよ。

産地

コバルトカルサイトの有名な産地は、アフリカのコンゴ民主共和国やモロッコです。特にコンゴ民主共和国から産出するものは、色が濃く品質が良いことで知られていて、世界中のコレクターから人気を集めています。

他にも、イタリアやスペインなどヨーロッパのいくつかの地域でも産出が報告されているんですよ。

その他の情報

Stone Cobaltocalcite02

歴史や名前の由来

この鉱物の名前は、色の原因となっている元素のコバルトと、母体であるカルサイトを組み合わせて付けられました。カルサイトという名前自体は、ラテン語で石灰を意味する「calx」が由来となっているんですね。

コバルトカルサイトとしての歴史は比較的新しいですが、その美しさからすぐに人気の鉱物となりました。

パワーストーンとして

パワーストーンとしてのコバルトカルサイトは、愛と癒やしのエネルギーを持つ石とされています。

その優しい色合いから、持ち主の心を愛情で満たし、ネガティブな感情や過去の心の傷を癒やす力があると言われていますね。

美意識を高める効果もあるとされ、自分自身の魅力を引き出したい時のお守りにもなるんですよ。

主な用途

コバルトカルサイトは、その美しさから観賞用の鉱物標本として大変人気があります。硬度が低く傷つきやすいため、日常的に身につけるアクセサリーにはあまり向いていません。

そのため、原石の姿をそのまま楽しめる置物や、コレクター向けの標本として流通することがほとんどなんですね。

その他

この鉱物の面白い特徴として、紫外線ライトを当てると蛍光するものが多いことです。ブラックライトを照射すると、日中の姿とはまた違った、燃えるような鮮やかなネオンピンク色に光るんですよ。

この幻想的な輝きはコバルトカルサイトの大きな魅力の一つで、多くの人を惹きつけてやみません。

おわりに

今回はコバルトカルサイトについて解説しました。

お菓子のような愛らしいピンク色、そして紫外線で幻想的に光るという二つの顔を持つ、とても魅力的な鉱物でしたね。硬度が低く繊細な一面もありますが、その鮮やかなピンク色から、標本として大切に飾りたくなる鉱物の1つです。

この解説が、コバルトカルサイトや他の鉱物が好きになるきっかけになれば嬉しいです。

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