※当ブログの画像は全て生成AIで作成しています
キュープライトの特徴
キュープライト(赤銅鉱)がどんな鉱物なのか、まずは基本的な特徴をグラフで見てみましょう。
キュープライト
透明度:★★☆☆☆
光沢度:★★★★★
希少性:★★★☆☆
蛍光 :★☆☆☆☆
硬さ :★★☆☆☆
重さ :★★★★★
基本的な特徴
キュープライトは赤銅鉱(せきどうこう)という銅の酸化鉱物です。
銅鉱床の地表に近い部分で、他の銅鉱物が酸化して生まれます。八面体などの整った結晶形で見つかることが多く、ずっしりと重いのが特徴なんですよ。
なお、キュープライトのほか、キュプライト、クプライトという呼ばれ方もあるようですが、ここではキュープライトで統一しています。
色
この鉱物は、名前が示す通り美しい赤色が特徴です。その色合いは鮮やかな深紅色から赤褐色、ほとんど黒に見えるものまでありますね。
新鮮な面は血のような赤色ですが、光で黒く変化することもある、少しデリケートな鉱物なんです。
産地
銅が採れる場所なら世界中どこでも見つかる可能性があります。特に有名な産地はナミビアのツメブ鉱山やコンゴ、アメリカのアリゾナ州などですね。
日本でも、かつて銅を産出していた一部の鉱山から見つかることがありました。
その他の情報

歴史や名前の由来
この鉱物の名前は、ラテン語で「銅」を意味する「cuprum」に由来しています。その名の通り銅を主成分とする鉱物で、古くから銅の原料として利用されてきた歴史があるんですね。
パワーストーンとして
生命力や活力を高めて、エネルギーを活性化させる力があると信じられています。
地に足をつけるグラウンディング効果も高いとされ、目標達成に向けて現実的に行動するのをサポートしてくれるお守りにもなるそうですよ。
主な用途
最も重要な用途は、銅を採るための鉱石としての役割です。銅は電線や硬貨など、私たちの生活に欠かせない金属になります。
その他、その美しい色と強い輝きから、鉱物コレクター向けの標本としても非常に人気がありますね。
その他
この石はダイヤモンドよりも高い屈折率を持っています。そのため、透明でカットが施されたものは、まるで赤いダイヤモンドのようにギラギラと強く輝くんですよ。
ただ、硬度が低くてもろいため、宝飾品として加工されることは滅多にない、鑑賞向けの宝石と言えるでしょう。
おわりに
今回はキュープライトについて解説しました。
吸い込まれそうな深い赤色と、ダイヤモンドを超えるほどの強い輝きがとても魅力的でしたね。ずっしりとした重さも特徴的で、銅の重要な原料という実用的な一面も持っている、見た目も中身もパワフルな鉱物だと思います。
この解説が、キュープライトや他の鉱物が好きになるきっかけになれば嬉しいです。
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