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ドーソナイトの特徴
ドーソナイト(ドーソン石)がどんな鉱物なのか、まずは基本的な特徴をグラフで見てみましょう。
ドーソナイト
透明度:★★☆☆☆
光沢度:★★★☆☆
希少性:★★★☆☆
蛍光 :★☆☆☆☆
硬さ :★★☆☆☆
重さ :★★☆☆☆
基本的な特徴
ドーソナイトは、ナトリウムとアルミニウムを含む炭酸塩鉱物の一種です。
結晶はとても細かくて、針のような形や繊維が集まったような形、時には放射状に広がる集合体として見つかることが多いんです。
しっかりとした大きな結晶になることは稀で、どちらかというと繊細な見た目をしています。
色
ドーソナイトの色は、多くの場合、無色か白色です。
純粋なものは透明感のある白色をしていることが多いんですけど、時々、本当にごくわずかにピンク色を帯びていたり、黄色っぽい色合いを持つものも見つかるんですよ。
基本的には淡い色合いの鉱物だと覚えておくと良いかもしれませんね。
産地
ドーソナイトの主な産地は、最初に発見されたカナダのケベック州が有名です。それからアメリカのコロラド州やユタ州、ロシア、イタリア、アルジェリアなどでも産出するんですよ。
特にオイルシェールという石油成分を含む堆積岩の中から見つかることが多く、そういった場所では比較的まとまって産出することもあるようです。
その他の情報

歴史や名前の由来
ドーソナイトが初めて発見されたのは1874年のことです。
カナダの著名な地質学者であり、マギル大学の学長でもあったジョン・ウィリアム・ドーソン卿に敬意を表して、この鉱物の名前が付けられたんですよね。和名はドーソン石と言います。
パワーストーンとして
ドーソナイトは、パワーストーンとしてはあまり広く知られているわけではありません。
でも、その白くて純粋な見た目から、もし意味合いを持たせるなら「純粋さ」や「清らかさ」、あるいは「新しい始まり」といったキーワードと結びつけられるかもしれませんね。
心のデトックスや、気持ちをリフレッシュしたい時に良い影響を与えてくれると考える人もいるようです。
主な用途
ドーソナイトの主な用途は、現在のところ、鉱物コレクター向けの標本としての価値が中心です。ただ、成分にアルミニウムを含んでいるため、過去にはアルミニウムの資源として注目されたこともありました。
最近では、二酸化炭素を固定する性質や、触媒、吸着剤、さらには燃えにくくするための難燃助剤としての可能性も研究されているんですよ。
その他
ドーソナイトは、オイルシェールという特殊な岩石の中から見つかることが多いのが特徴的な鉱物なんです。熱水変質作用や、堆積物が固まって岩石になる過程の続成作用によって形成されると考えられていますね。
また、水にわずかに溶ける性質があり、酸に触れると泡を出して溶けるという化学的な特徴も持っています。
おわりに
今回はドーソナイトについて解説しました。
ドーソナイトは、繊細な針状の結晶が特徴で、オイルシェールとの関連や、将来的な工業利用の可能性も秘めている興味深い鉱物なんですよね。その白い姿は、なんだか控えめながらも芯の強さを感じさせます。
この解説が、ドーソナイトや他の鉱物が好きになるきっかけになれば嬉しいです。
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