ダイオプテーズ(翠銅鉱)Dioptaseの色や特徴、価格や産地について解説|鮮烈な青緑色が美しい結晶

Stone Dioptase01
  • URLをコピーしました!

※当ブログの画像は全て生成AIで作成しています

目次

ダイオプテーズの特徴

ダイオプテーズ(翠銅鉱)がどんな鉱物なのか、まずは基本的な特徴をグラフで見てみましょう。

4/4/4/1/3/3 透明度 光沢度 希少性 蛍光 硬度 重さ 5 4 3 2 1

ダイオプテーズ

透明度:★★★★☆
光沢度:★★★★☆
希少性:★★★★☆
蛍光 :★☆☆☆☆
硬さ :★★★☆☆
重さ :★★★☆☆

基本的な特徴

ダイオプテーズは、銅を含むことで知られるケイ酸塩鉱物の一種です。結晶は短柱状や菱面体になることが多く、キラキラとしたガラス光沢がとても魅力的ですね。

ただ、硬度は5とやや低めで、特定方向に割れやすい性質も持っているので、取り扱いには少し注意が必要になります。衝撃にもあまり強くないんですよね。

ダイオプテーズの色は、とても特徴的な青みがかった緑色やエメラルドグリーンをしています。この色は成分中の銅によるもので、他の緑色の鉱物とはまた違った、深みと鮮やかさを兼ね備えているんですよ。

まるで宝石のような輝きを放つことから、コレクターにも大変人気があります。色の濃淡は産地や結晶の状態によって少しずつ異なる場合もあるんですね。

産地

ダイオプテーズの主な産地は、アフリカのナミビアやコンゴ民主共和国です。特にナミビアのツメブ鉱山から産出するものは、結晶が大きく質が高いことで世界的に有名なんですよ。

その他にもカザフスタンやアメリカのアリゾナ州などでも見つかっています。日本でも翠銅鉱(すいどうこう)という和名で知られていますが、国内での産出は非常に稀ですね。

その他の情報

Stone Dioptase02

歴史や名前の由来

ダイオプテーズの歴史は、18世紀の後半にさかのぼります。最初に発見されたのはカザフスタンで、その美しさから当時はエメラルドと間違えられたこともあったそうなんですよ。

名前の由来はギリシャ語の「dia」(貫いて)と「optasia」(見る)を組み合わせたもので、これは結晶を透かして内部の劈開、つまり割れ目が見える性質にちなんで名付けられました。

パワーストーンとして

ダイオプテーズは、パワーストーンとしても人気のある石です。心に深い癒しをもたらし、過去のトラウマや心の傷を解放する手助けをしてくれると言われているんですよ。

また、持ち主に許しの心や希望を与え、人間関係を円滑にする効果もあるとされていますね。精神的なバランスを整えたいときにも良いかもしれません。

主な用途

ダイオプテーズの主な用途は、その美しさから鉱物標本として収集されることです。鮮やかな緑色の結晶は観賞価値が非常に高くて、世界中のコレクターに愛されていますね。

硬度が低く割れやすいため、宝飾品として加工されることは少ないんですが、ごく稀にカットされて指輪やペンダントなどに使われることもあり、その場合は特に丁寧な扱いが必要になります。

その他

ダイオプテーズは、熱や酸に弱いという性質も持っています。そのため、保管する際には直射日光を避け、化学薬品などに触れないように注意が必要ですね。

また、超音波洗浄なども避けた方が良いでしょう。繊細な鉱物ではありますが、その鮮やかな色彩と独特の結晶形は、多くの人々を魅了し続けているんですよ。

おわりに

今回はダイオプテーズについて解説しました。

とても鮮やかな青緑色と、透かして内部が見えるという名前の由来が印象的でしたね。硬度が少し低くてデリケートな鉱物ですが、その美しさは本当に素晴らしいものだと思います。

この解説が、ダイオプテーズや他の鉱物が好きになるきっかけになれば嬉しいです。

他にも色々な鉱物が検索できます

このサイトでは、世界中のあらゆる綺麗な石について調べることができます。

トップページにある検索窓ではサイト内の全てのテキストを参照して検索できるほか、メニューからは色で探すことができますので、是非お好きな鉱物を探してみてください!

現状、まだこの世の全ての石は網羅できていないと思うので、もしまだ載っていないものを見つけて「これも綺麗ですよ!」という鉱物があったら、教えていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです!!

この投稿はどうでしたか?

この投稿が面白いと思ったら、ぜひSNSでシェアお願いします!

石これ|見て楽しむ鉱物図鑑
https://minerals.jp/

今後ともよろしくお願いします。

鉱物が好きな子とシェア
  • URLをコピーしました!

コメント ※コメントは承認制です

コメントする

目次