※当ブログの画像は全て生成AIで作成しています
ドラバイトの特徴
ドラバイト(苦土電気石)がどんな鉱物なのか、まずは基本的な特徴をグラフで見てみましょう。
ドラバイト
透明度:★★★☆☆
光沢度:★★★☆☆
希少性:★★☆☆☆
蛍光 :★☆☆☆☆
硬さ :★★★★☆
重さ :★★☆☆☆
基本的な特徴
ドラバイトは、トルマリングループに属する鉱物の一つです。
ナトリウムとマグネシウムを主成分としていて、柱のような形や針のような形の結晶で見つかることが多いですね。結晶の表面には、縦方向に伸びる筋のような模様、条線が見られるのも特徴の一つなんですよ。
モース硬度は7から7.5と、水晶と同じくらいで比較的硬い鉱物になりますね。そのため、アクセサリーなどにも加工されることがあるんです。
色
ドラバイトの色は、茶色系のバリエーションがとても豊富です。
黄褐色や赤褐色、濃い茶色からほとんど黒に近いものまで、様々な色合いが見られますね。緑色がかった茶色のものや、まれに黄色や無色のものも産出しますし、
透明なものから半透明、不透明なものまであって、光の当たり方で表情が変わるのも魅力の一つといえるでしょう。
数ある色の中でも、特にクロム由来の緑色があるものはクロムドラバイトと呼ばれ、それが画像のようなバイカラーやマルチカラーになっていると非常に美しく、鉱物コレクターに好まれます。私も欲しいです。
産地
ドラバイトは、世界各地で産出される鉱物です。最初に発見されたのはオーストリアのドラーヴァ川流域で、これが名前の由来にもなっているんですね。
その他にも、スリランカやブラジル、ネパール、アフガニスタン、タンザニア、ケニア、アメリカなど、多くの国々で採掘されています。日本でも、ごく稀に見つかることがあるそうですよ。
その他の情報

歴史や名前の由来
ドラバイトという名前は、1883年にオーストリアのドラーヴァ川流域で初めて発見されたことに由来しています。この川の名前にちなんで名付けられたんですね。
和名では、マグネシウムを主成分とすることと、トルマリン特有の電気を帯びる性質から、苦土電気石(くどでんきせき)と呼ばれています。
トルマリンは、熱したり圧力を加えたりすると電気を帯びる性質があるんです。
パワーストーンとして
ドラバイトは、パワーストーンとしても人気のある石です。
大地とのつながりを強め、心身のバランスを整える効果があると信じられていますね。精神的な安定や安心感をもたらし、ストレスを和らげてくれるとも言われているんですよ。
また、創造性や生命力を高める力もあるとされ、目標達成をサポートしてくれるお守りとしても用いられることがあります。
主な用途
ドラバイトの主な用途としては、まず宝飾品が挙げられます。
透明度が高く美しいものはファセットカットされて指輪やネックレスなどに加工されますね。カボションカットにされて、石そのものの風合いを楽しむアクセサリーにもなるんですよ。
また、鉱物コレクター向けの標本としても人気があります。トルマリン特有の圧電性や焦電性を利用して、工業分野で使われることもあるんです。
その他
ドラバイトを含むトルマリングループの鉱物は、色によって異なる名前で呼ばれることが多いです。
例えば、鉄を多く含む黒いトルマリンはショール、リチウムを含むピンクや赤色のものはルベライトと呼ばれたりしますね。
ドラバイトはその中でも茶色系の代表格で、落ち着いた色合いが魅力なんですよ。同じトルマリンでも成分によって色や名前が変わるのは、鉱物の奥深さを感じさせます。
おわりに
今回はドラバイトについて解説しました。
ドラバイトは、落ち着いた茶色系の色合いとトルマリン特有の興味深い性質を併せ持つ鉱物ですね。世界各地で産出され、パワーストーンとしても多くの人に愛されている魅力的な石だと思います。
この解説が、ドラバイトや他の鉱物が好きになるきっかけになれば嬉しいです。
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