エルバイト(リチア電気石)Elbaiteの色や特徴、価格や産地について解説|鮮やかな色彩が魅力的な石

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※当ブログの画像は全て生成AIで作成しています

目次

エルバイトの特徴

エルバイト(リチア電気石)がどんな鉱物なのか、まずは基本的な特徴をグラフで見てみましょう。

4/4/3/2/4/3 透明度 光沢度 希少性 蛍光 硬度 重さ 5 4 3 2 1

エルバイト

透明度:★★★★☆
光沢度:★★★★☆
希少性:★★★☆☆
蛍光 :★★☆☆☆
硬さ :★★★★☆
重さ :★★★☆☆

基本的な特徴

エルバイトは、トルマリンという鉱物グループの中でも、特に色鮮やかな種類がたくさん見つかる鉱物です。

リチウムという元素を比較的多く含んでいるのが特徴の一つで、これが美しい色合いを生み出す理由の一つになっているんですね。結晶は柱のような形をしていることが多くて、断面は丸みを帯びた三角形に近い形をしています。

硬さは水晶と同じくらいか、それよりも少し硬いくらいなので、アクセサリーとしても扱いやすい硬度を持っています。

エルバイトの色は本当に多彩です。赤色やピンク色のものは「ルベライト」、緑色のものは「ベルデライト」、青色のものは「インディゴライト」という名前で呼ばれることもありますね。

他にも無色の「アクロアイト」や、一つの結晶の中に二つ以上の色が見られる「バイカラー」や「パーティーカラード」、画像のようにピンクと緑色のスイカのようなものは「ウォーターメロン」と呼ばれるものもあるんですよ。

こんなにたくさんの色があるなんて、なんだかワクワクしますよね。ありとあらゆる色のエルバイトを集める、なんて目標も良いかもしれません。

産地

エルバイトは世界中のいろいろな場所で見つかります。特に有名なのはブラジルで、質の良い大きな結晶がたくさん産出するんです。

アメリカのカリフォルニア州やメイン州も古くからの産地として知られていますね。その他には、アフガニスタンやパキスタン、マダガスカル、モザンビーク、ナミビアなどからも美しいエルバイトが産出されています。

日本でも、福島県や茨城県などでリチア電気石として見つかることがあるんですよ。

その他の情報

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歴史や名前の由来

エルバイトという名前は、イタリアにあるエルバ島に由来しています。

この島で最初にこのタイプのトルマリンが認識されたことから、1913年にロシアの鉱物学者ウラジミール・ヴェルナドスキーさんによって名付けられたんですね。

トルマリン自体は古くから知られていて、様々な色があることから、他の宝石と間違われることも多かったみたいです。でも、エルバイトという名前で区別されるようになって、その多様な魅力がより注目されるようになったんですよ。

パワーストーンとして

エルバイトは、その色によって持つとされるパワーも様々です。

例えば、ピンク色のルベライトは愛情や思いやりを高めると言われていますし、緑色のベルデライトは癒やしや心身のバランスを整える力があるとされています。青色のインディゴライトは直感力や表現力を高めるとも言われているんですね。

全体としては、持ち主を保護し、ポジティブなエネルギーを与えてくれる石として人気があるようです。

主な用途

エルバイトの最も代表的な用途は、やっぱり宝飾品です。

特に透明度が高く、色の美しいものはカットされて指輪やネックレス、イヤリングなどに加工されますね。色のバリエーションが本当に豊かなので、コレクターにも大変人気がある鉱物なんですよ。

また、その美しい結晶形を活かして、研磨せずに原石のまま飾られることもあります。鉱物標本としても価値が高いものが多いんです。

その他

エルバイトを含むトルマリングループの鉱物は、面白い性質を持っています。

それは、圧力を加えたり、温めたりすると電気が発生するという性質で、それぞれ圧電性(あつでんせい)、焦電性(しょうでんせい)と呼ばれています。

この性質から、かつてはパイプの灰を吸い取るのに使われたり、精密機械の部品として利用されたりしたこともあるんですね。日常生活ではあまり意識しないかもしれませんが、エルバイトはそんな不思議な力も秘めているんですよ。

おわりに

今回はエルバイトについて解説しました。

エルバイトは、その驚くほど多彩な色合いと、それぞれの色が持つ魅力で私たちを楽しませてくれる鉱物ですね。まるで色のパレットのような存在で、自然が作り出す美しさの奥深さを感じさせてくれます。

この解説が、エルバイトや他の鉱物が好きになるきっかけになれば嬉しいです。

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