エスペライト(エスパー石)Esperiteの色や特徴、価格や産地について解説|蛍光がとても美しい希少鉱物

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※当ブログの画像は全て生成AIで作成しています

目次

エスペライトの特徴

エスペライト(エスパー石)がどんな鉱物なのか、まずは基本的な特徴をグラフで見てみましょう。

3/3/4/5/3/3 透明度 光沢度 希少性 蛍光 硬度 重さ 5 4 3 2 1

エスペライト

透明度:★★★☆☆
光沢度:★★★☆☆
希少性:★★★★☆
蛍光 :★★★★★
硬さ :★★★☆☆
重さ :★★★☆☆

基本的な特徴

エスペライトは、カルシウム、鉛、亜鉛を含むケイ酸塩鉱物の一種です。その最も際立った特徴は、紫外線の下で鮮やかな黄色や緑色に蛍光することなんですよ。

この性質が多くのコレクターを魅了していますね。硬度は5程度と、ナイフで傷がつくくらいの硬さを持っています。劈開は一方向に完全ではっきりしているんです。

エスペライトの色は、通常光の下では白色から淡い黄緑色、または無色に近いものが多いです。しかし、この鉱物の真価は紫外線照射時に発揮されるものなんですよ。

短波の紫外線で特に強く、鮮やかなグリーンイエローに蛍光するんですよね。この蛍光は、含まれる微量のマンガンに由来すると考えられています。

産地

エスペライトの最も有名な産地は、アメリカ合衆国のニュージャージー州にあるフランクリン鉱山です。この鉱山は多種多様な蛍光鉱物が産出することで世界的に知られていて、エスペライトもその代表的なものの一つなんですよ。

他の産地としては、スウェーデンなどでも見つかっています。しかし、やはりフランクリン産が品質、量ともに群を抜いているんですよね。

その他の情報

Stone Esperite02

歴史や名前の由来

エスペライトは、1928年にアメリカのフランクリン鉱山で発見された比較的新しい鉱物です。

名前は、この鉱物の研究に貢献したアメリカの鉱物学者エスペル・シガード・ラーセン・ジュニア氏にちなんで名付けられました。

彼はハーバード大学の教授で、多くの新鉱物の発見や記載に関わった人物なんですよね。和名はエスパー石と言います。

パワーストーンとして

エスペライトは、パワーストーンとしての効果はあまり一般的ではないようです。しかし、その鮮やかな蛍光から、持ち主の隠れた才能や魅力を引き出すと考える人もいます。

暗闇を照らす希望の光のように、ポジティブなエネルギーを与えてくれるかもしれませんね。心を明るくし、創造性を刺激するといった意味合いで楽しまれていることもあるんですよ。

主な用途

エスペライトの主な用途は、やはり鉱物標本としてのコレクションです。特にその美しい蛍光は鑑賞価値が非常に高く、蛍光鉱物コレクターにとっては欠かせない存在なんですよ。

工業的な用途は今のところほとんどありません。しかし、そのユニークな特性から研究対象とされることもあるんですよね。

その他

エスペライトは、フランクリン鉱山のような特殊な環境で生成される鉱物です。この鉱山は、スカルン鉱床と呼ばれる接触変成作用によってできた鉱床で、多種多様な元素が濃集しています。

そのため、珍しい鉱物が数多く産出することで知られていますね。エスペライトもそうした環境が生み出した、地球の神秘を感じさせる鉱物の一つと言えるでしょう。

おわりに

今回はエスペライトについて解説しました。

紫外線で鮮やかに蛍光する姿は本当に印象的で、暗闇で光る様子はまるで魔法のようですよね。フランクリン鉱山という特別な場所で生まれたこの鉱物は、地球の多様性を示す素晴らしい例だと思います。

この解説が、エスペライトや他の鉱物が好きになるきっかけになれば嬉しいです。

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