ハーディストナイト(ハーディストン石)Hardystoniteの色や特徴、産地や価格・相場が分かる|紫外線で様々な色に強く光る

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※当ブログの画像は全て生成AIで作成しています

目次

ハーディストナイトの特徴

ハーディストナイト(ハーディストン石)がどんな鉱物なのか、まずは基本的な特徴をグラフで見てみましょう。

3/3/5/5/2/3 透明度 光沢度 希少性 蛍光 硬度 重さ 5 4 3 2 1

ハーディストナイト

透明度:★★★☆☆
光沢度:★★★☆☆
希少性:★★★★★
蛍光 :★★★★★
硬さ :★★☆☆☆
重さ :★★★☆☆

基本的な特徴

ハーディストナイトは、カルシウムと亜鉛を含むケイ酸塩鉱物の一種です。正方晶系に属していて、特定の方向に割れやすい劈開という性質を持っています。

モース硬度は3から4と少し柔らかめなので、取り扱いには少し注意が必要になりますね。見た目は少し地味な印象を受けるかもしれませんが、この鉱物の本当の魅力は別のところにあるんですよ。

ハーディストナイトは、一般的には白色や無色、灰色をしています。産地によっては、含まれる成分の影響で薄いピンク色や茶色がかった色合いを見せることもあるんです。

一見すると目立たない色合いですが、だからこそ後述する特徴がより際立つのかもしれません。

産地

最も有名な産地は、アメリカのニュージャージー州にあるフランクリン鉱山です。

この鉱山は多種多様な蛍光鉱物が採れることで世界的に知られていて、ハーディストナイトもその代表的な鉱物の一つとして数えられます。

その他の情報

Stone Hardystonite02

歴史や名前の由来

この鉱物は1899年に、アメリカの鉱物学者によって初めて発見・報告されました。名前の由来は、最初に発見されたフランクリン鉱山がある地域の、Hardyston(ハーディストン)という町の名前にちなんで付けられたそうです。

その土地への敬意が込められた、素敵な命名ですね。

パワーストーンとして

ハーディストナイトは、パワーストーンとしての知名度はあまり高くないようです。産出量が少なく希少なため、宝飾品やヒーリングアイテムとして広く流通することはほとんどありません。

ですが、秘められた美しさを内に持つことから、持ち主の隠れた才能や魅力を引き出すお守りになると考える人もいるかもしれませんね。

主な用途

主な用途は、鉱物コレクター向けの標本です。

特に、短波の紫外線を当てたときにだけ見せる鮮やかな蛍光を楽しむためのコレクションとして、高い人気を誇ります。その希少性から、残念ながら工業的な分野で利用されることはほとんどないのが現状です。

その他

ハーディストナイトの最大の特徴は、なんといってもその強い蛍光性にあります。

普段は地味な見た目ですが、短波紫外線を当てると、まるでネオンのように鮮やかな色に光る姿は本当に見事なんですよね。

他の蛍光鉱物と一緒に産出することも多く、ブラックライトの下ではとてもカラフルな世界を見せてくれます。

おわりに

今回はハーディストナイトについて解説しました。

普段は白く地味な見た目ですが、紫外線を浴びると鮮やかな様々なネオンカラーに輝くという、驚きの変身を見せてくれるのがハーディストナイトの魅力ですね。このギャップが多くのコレクターを惹きつけている理由なのかもしれません。

この解説が、ハーディストナイトや他の鉱物が好きになるきっかけになれば嬉しいです。

他にも色々な鉱物が検索できます

このサイトでは、世界中のあらゆる綺麗な石について調べることができます。

トップページにある検索窓ではサイト内の全てのテキストを参照して検索できるほか、メニューからは色で探すことができますので、是非お好きな鉱物を探してみてください!

現状、まだこの世の全ての石は網羅できていないと思うので、もしまだ載っていないものを見つけて「これも綺麗ですよ!」という鉱物があったら、教えていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです!!

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