アウイナイト(藍方石)Hauyneの色や特徴、産地や価格・相場が分かる|吸い込まれるような鮮やかな青色が魅力

Stone Hauyne01
  • URLをコピーしました!

※当ブログの画像は全て生成AIで作成しています

目次

アウイナイトの特徴

アウイナイト(藍方石)がどんな鉱物なのか、まずは基本的な特徴をグラフで見てみましょう。

4/3/5/4/3/2 透明度 光沢度 希少性 蛍光 硬度 重さ 5 4 3 2 1

アウイナイト

透明度:★★★★☆
光沢度:★★★☆☆
希少性:★★★★★
蛍光 :★★★★☆
硬さ :★★★☆☆
重さ :★★☆☆☆

基本的な特徴

アウイナイトは準長石の一種で、ソーダライトグループに属する鉱物です。実は、あのラピスラズリを構成する主成分の一つとしても知られている、藍方石(らんぽうせき)なんですよね。

アウイナイト単体で宝石品質のものはとても珍しく、希少性の高い存在になります。硬さがあまり高くないことや、特定の方向に割れやすい性質を持つため、取り扱いには少し注意が必要ですね。

ちなみに、Hauyneと書く場合はアウイナイトではなく、アウインと読むのが正しいようですが、ここでは広く普及している呼び方に合わせて、アウイナイトとして紹介しています。英語圏ではHauyniteと書く場合もあるようですね。

最も特徴的なのは、吸い込まれるような鮮やかで強い青色です。

この色はウルトラマリンブルーやコバルトブルーと表現されることもあり、他の鉱物ではなかなか見られない特別な美しさを持っています。

ごく稀にですが、白や灰色、緑色や黄色といった色合いを持つものも産出されるそうです。

産地

最も有名で、質の良いものが採れるのはドイツのアイフェル地方です。この地域の火山岩の中から発見されることが多く、宝石として流通するアウイナイトのほとんどがこの場所から産出されるんですよ。

その他には、イタリアのヴェスヴィオ火山やアメリカのタオス郡などでも見つかることがありますね。

その他の情報

Stone Hauyne02

歴史や名前の由来

アウイナイトが鉱物として認識されたのは19世紀初頭のことです。

その名前は、結晶の法則を発見し、結晶学の父とも呼ばれるフランスの有名な鉱物学者、ルネ=ジュスト・アウイ氏に敬意を表して名付けられました。

彼の偉大な功績を称える形で、この美しい鉱物の名前になったんですね。

パワーストーンとして

表現力を豊かにし、コミュニケーションを円滑にする力があるとされています。

また、直感力を高めて、持ち主にとって良いチャンスを引き寄せるお守りとしても人気があるんですよ。心を穏やかにし、物事を前向きに捉えるためのポジティブな気持ちを促すとも言われています。

主な用途

その大変な希少性と唯一無二の美しさから、主に宝石や宝飾品として扱われます。特に鮮やかな青色のものは高価で、指輪やペンダント、ピアスなどに加工されることが多いですね。

また、美しい結晶は鉱物コレクターの間でも大変な人気があり、観賞用の標本としても取引されています。

その他

アウイナイトは、ラピスラズリの美しい青色を作り出す重要な鉱物の一つです。

ラピスラズリは複数の鉱物が集まってできた岩石で、その中の青い部分がアウイナイトやラズライト、ソーダライトなどで構成されているんですね。

つまり、ラピスラズリの魅力的な青色は、このアウイナイトがあってこそ生まれるものなんです。

おわりに

今回はアウイナイトについて解説しました。

ドイツのアイフェル地方で採れる鮮やかな青色は本当に魅力的で、ラピスラズリの主成分でもあるなんて、なんだかロマンがありますね。希少性がとても高いので実物を見る機会は少ないかもしれませんが、その美しさは一見の価値ありです。

この解説が、アウイナイトや他の鉱物が好きになるきっかけになれば嬉しいです。

他にも色々な鉱物が検索できます

このサイトでは、世界中のあらゆる綺麗な石について調べることができます。

トップページにある検索窓ではサイト内の全てのテキストを参照して検索できるほか、メニューからは色で探すことができますので、是非お好きな鉱物を探してみてください!

現状、まだこの世の全ての石は網羅できていないと思うので、もしまだ載っていないものを見つけて「これも綺麗ですよ!」という鉱物があったら、教えていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです!!

この投稿はどうでしたか?

この投稿が面白いと思ったら、ぜひSNSでシェアお願いします!

石これ|見て楽しむ鉱物図鑑
https://minerals.jp/

今後ともよろしくお願いします。

鉱物が好きな子とシェア
  • URLをコピーしました!

コメント ※コメントは承認制です

コメントする

目次