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イリジウムの特徴
イリジウム(意利胄母)がどんな鉱物なのか、まずは基本的な特徴をグラフで見てみましょう。
イリジウム
透明度:☆☆☆☆☆
光沢度:★★★★★
希少性:★★★★★
蛍光 :☆☆☆☆☆
硬さ :★★★★☆
重さ :★★★★★
基本的な特徴
イリジウムは、白金族に分類される非常に硬くて重い金属元素の鉱物です。
地球上では最も腐食しにくい、つまり錆びたり溶けたりしにくい物質の一つとして知られています。その性質から、とても耐久性が高いのが最大の特徴ですね。
単体で見つかることは稀で、多くはオスミウムとの合金であるオスミリジウムとして産出します。
色
イリジウムの色は、銀白色からやや黄色みを帯びた白色をしています。
プラチナによく似ていますが、それよりもさらに輝きが強く、美しい金属光沢を持っているんですよ。調べたところ、和名では意利胄母(いりじうむ)と表記されることもあるようですが、一般的にはカタカナで書かれていますね。
産地
イリジウムの主な産地は、南アフリカ共和国が世界最大です。
その他にも、ロシアのウラル山脈や北米、南米など、白金族元素が産出される場所で見つかります。ただし、産出量は非常に少なく、とても希少な金属なんですよね。
その他の情報

歴史や名前の由来
イリジウムは1803年に発見されました。その名前は、ギリシャ神話の虹の女神「イリス」にちなんで名付けられたんですよ。
これは、イリジウムの塩類が、虹のように様々な美しい色を呈することから来ています。金属そのものの色とはまた違った由来で面白いですよね。
パワーストーンとして
イリジウムは、その硬さや腐食しにくさという特性から、パワーストーンとしては「不変」や「永遠」を象徴すると言われることがあります。
持ち主の意思を強く支え、困難な状況でも揺るがない精神力をもたらすお守りになると信じられているんですね。
主な用途
イリジウムの主な用途は、その優れた耐久性を活かした工業製品です。例えば、高級な万年筆のペン先や、自動車の点火プラグの電極などに使われています。
また、その希少性と美しさから、結婚指輪などの宝飾品にプラチナと混ぜて使われることもあるんですよ。
その他
約6600万年前に恐竜が絶滅した原因とされる、巨大隕石の衝突。その証拠として、世界中のその時代の地層から、地表には少ないはずのイリジウムが非常に高い濃度で見つかっています。
これは、宇宙からやってきた隕石によってイリジウムがもたらされたことを示しているんですね。
おわりに
今回はイリジウムについて解説しました。
虹の女神から名付けられたという美しい由来を持ちながら、恐竜絶滅の謎を解く鍵にもなっているなんて、とてもロマンのある金属ですよね。その希少性と、錆びることのない永遠のような輝きも大きな魅力です。
この解説が、イリジウムや他の鉱物が好きになるきっかけになれば嬉しいです。
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