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ジェイダイトの特徴
ジェイダイト(翡翠輝石)がどんな鉱物なのか、まずは基本的な特徴をグラフで見てみましょう。
ジェイダイト
透明度:★★★☆☆
光沢度:★★★☆☆
希少性:★★★★☆
蛍光 :★☆☆☆☆
硬さ :★★★★☆
重さ :★★★☆☆
基本的な特徴
ジェイダイトは、美しい緑色で知られる輝石グループの鉱物です。一般的に翡翠(ひすい)として知られる宝石の一つで、特に東洋文化では古くから珍重されてきました。
見た目の美しさだけでなく、非常に強靭で割れにくいという性質も持っているんですよ。
色
ジェイダイトの色は、緑色が最も有名ですが、実はラベンダー色や白、黒、赤みがかったオレンジなど様々な色合いが存在します。
和名では翡翠輝石(ひすいきせき)と呼ばれ、その中でも最高品質とされる、深く鮮やかな緑色のものは琅玕(ろうかん)と呼ばれ、非常に高価で取引されています。
産地
主な産地はミャンマーで、世界で流通するジェイダイトのほとんどを産出しています。その他にも、ロシアやグアテマラ、そして日本の新潟県糸魚川市周辺でも産出されるんですよ。
糸魚川の翡翠は、縄文時代から装飾品として利用されていたことが分かっています。
その他の情報

歴史や名前の由来
ジェイダイトという名前は、スペイン語の「piedra de ijada(腰の石)」が語源です。これは、中南米の先住民が、この石を脇腹にあてて腎臓の病気を治すお守りとして使っていたことに由来するんですね。
それがヨーロッパに伝わり、「ジェード(Jade)」と呼ばれるようになりました。
パワーストーンとして
パワーストーンとしてのジェイダイトは、「成功と繁栄」を象徴する石として知られています。持ち主に叡智を授け、人徳を高めることで、ビジネスや人生を成功へと導く力があると信じられているんですね。
また、強力な守護の力も持っているとされています。
主な用途
ジェイダイトの主な用途は、その美しさと希少性から、指輪やネックレス、ブレスレットといった宝飾品です。また、古くから彫刻の材料としても用いられており、精巧な置物や器などが作られてきました。
その価値は、色や透明度、そしてカラット(重さ)によって決まります。
その他
一般的に翡翠(ジェード)と呼ばれる石には、実はジェイダイト(硬玉)とネフライト(軟玉)の2種類があります。見た目は似ていますが、鉱物学的には全く別のものです。
ジェイダイトの方が硬度が高く、希少性も高いため、宝石としての価値ははるかに高いんですよ。
おわりに
今回はジェイダイトについて解説しました。
美しい緑色と、古くから人々を魅了してきた豊かな歴史がとても印象的でしたね。「腰の石」という意外な名前の由来も、この石の持つ神秘的な力を物語っているようです。
この解説が、ジェイダイトや他の鉱物が好きになるきっかけになれば嬉しいです。
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